ニュースリリース

船井電機、大容量トレーラー付き電動アシスト自転車“RIJDEN”を開発
アマゾンジャパン様に10月より正式納品を開始

2024年10月16日

 当社はこの度、宅配のラストマイルデリバリー向けのソリューションとして電動アシスト自転車“RIJDEN”を開発、モビリティ事業に参入致します。第一弾としてした大容量トレーラー付き電動バイク“RIJDEN”<ACTIO G41をアマゾンジャパン様に10月より正式納品を開始いたします。



誰でも配達パートナーになれる電動アシスト自転車
トレーラー付き電動アシスト自転車は、配送業者向けのラストマイルの新しい配送ソリューションです。車に比べて小回りが利くため、車の通行や駐車スペースの確保が難しい狭い道路や人口密集地での効率的な配送手段として期待されています。
ドライバーが自動車等の運転免許が無くとも利用できるため、経験を問わず多くの人が配達パートナーになれ、CO2排出量が非常に少ない配送方法として注目を集めています。積載量と性能を向上させた“RIJDEN”<ACTIO G41>は、効率的な配送を可能にするだけでなく、前輪の荷台に転倒防止設計を施しており、ドライバーの安全にも貢献します。


“RIJDEN”<ACTIO G41> - 快適かつ安全なラストマイル配送用に設計
大容量トレーラー付き電動アシスト自転車“RIJDEN”<ACTIO G41>の最大の特長は安全性です。高性能な油圧ディスクブレーキの採用により、厳しい気象条件や地形においても十分なブレーキ性能を確保し、フレームは耐荷重性を向上させるために熱処理された高性能アルミニウムを採用しております。自転車が横転しにくいようスタンドも再設計しており、転倒によるドライバーの怪我を未然に防止します。
電気モーター「DU-E6180C Cargo」と 5 ギアの NEXUS インナーハブの組み合わせたシマノ ステップ ドライブ トレールは、ヘビーデューティーなラスト マイル デリバリー用に特別に選択されており、少ない力でよりスムーズなペダリングを可能にし、坂道での運転サポートに対応します。シマノ ドライブトレイン全体とシマノ バッテリー「BT-E8010J (468Wh)」 の組み合わせにより、1 回の充電で平均 40 km の走行距離を実現します。

“RIJDEN”<ACTIO G41>の市場導入に関して、eモビリティ事業推進室長で配送サービスの持続可能なラストマイルデリバリーを追求してきたピーター・スウィンケルスは次のように述べています。
「当社の“RIJDEN”<ACTIO G41>がアマゾンジャパン様のラストマイル配送手段に選ばれたことを大変光栄に思います。このプロジェクトの開始以来、当社が優先してきたのは安全性、利便性、そして全体的に快適な配送体験でした。新しい“RIJDEN”<ACTIO G41>は安全です。使いやすく、パワフルで、1回の充電で40km走行でき、しかも快適な乗り心地を提供する電動アシスト自転車は、経験を問わず、より多くの人に届けることを可能にし、社会の脱炭素化にも貢献します。“RIJDEN”<ACTIO G41>が実現する新しい配送ネットワークは、今後のラストワンマイル配送の重要な部分になります。」


当社は2024年10月15日から18日まで幕張メッセ国際展示ホール1/SC-15で開催されるジャパンモビリティショー2024に出展しております。

■製品情報<https://rijden.jp>

注:RIJDEN オランダ語で「乗る」の意味